メンタル・こころ
愛されたいのにわざと嫌われるような事をしてしまう…見捨てられ不安が引き起こす「試し行動」の心理
「わざと『もう別れよう』と言って相手の焦る顔を見ないと安心できない」「連絡をわざと無視して、相手がどれくらい心配してくれるか試してしまう」——そんな極端な行動で、大切な関係をみずから壊してしまっていませんか?
愛を確かめるための自爆行為「試し行動」とは
愛着スタイルにおいて「不安型」の傾向が強い人や、強い「見捨てられ不安」を抱えている人は、相手の愛情をストレートに信じることが困難な場合があります。
そのため、「自分がどれほど理不尽なことをしても、この人は私を見捨てないか」を確かめるために、わざと相手を困らせたり、傷つけたりする行動をとってしまいます。これを心理学では「試し行動」と呼びます。
根底には『どうせいつか見捨てられるなら、今のうちに愛の限界をテストしておきたい』という悲痛な不安がありますが、結果として相手を疲弊させ、本当に別れを引き寄せてしまう悪循環を生み出します。
不安が暴走した時の「試し行動」の典型例
パートナーシップや親しい人間関係で、無意識のうちにやってしまいがちな行動パターンです。
- 【極端な別れ話の提示】ちょっとした喧嘩のたびに、本心ではないのに「じゃあもう終わりにしよう」と極端な二択を迫る
- 【連絡の無言スルー】相手からのLINEを何日も既読スルーし、相手がどれだけ必死に追撃メッセージを送ってくるかで愛を測る
- 【他人の影をちらつかせる】わざと他の異性の話をしたり、他の人を褒めたりして、パートナーに強烈な嫉妬をさせようとする
- 【過剰なわがまま・暴言】深夜に無理な呼び出しをしたり、わざと酷い言葉をぶつけて、相手の忍耐の限界をテストする
「怖い」という一次感情をそのまま言葉にする
試し行動をしてしまう時、あなたの頭の中は怒りやわがままで満たされているように見えますが、その下にある本当の気持ちは「見捨てられるのが怖い」「寂しい」という不安(一次感情)です。
相手を試すような行動に走りそうになったら、その衝動を一旦止め、不器用でもいいので「今、連絡がなくてすごく不安になっちゃった」「離れていきそうで怖いんだ」と、自分の弱さをそのまま言葉で伝えてみましょう。
行動で試すのではなく、言葉で本音を共有することが、お互いの信頼の絆を育む唯一の方法です。
あなたの「愛着不安・心の揺らぎ」を診断する
「どうしてこんなに相手を傷つけてしまうんだろう」と自分を責めるのは辛いものです。あなたの心の中にある見捨てられ不安の根っこを客観的に見つめ、パターンを知ることから始めましょう。
CareLaboでは、不安型・回避型などの愛着傾向や人間関係のリセット度を測定するチェックをご用意しています。下部の関連診断を活用し、安心できる関係作りのヒントを手に入れてください。
ご利用にあたって
本セルフチェックは一般的な健康・美容情報の提供を目的としたものであり、 医師による診断・治療・医学的判断に代わるものではありません。 症状がつらい場合や日常生活に支障がある場合は、 医療機関の受診やオンライン診療の利用もご検討ください。