メンタル・こころ
大人のASD(自閉スペクトラム症)とは?職場の対人関係で悩む人が知りたい特徴
「職場で『空気が読めない』と言われてしまう」「冗談を真に受けて誤解が生じやすい」——そんなお悩みはありませんか?大人になって社会生活の中で顕在化するASD(自閉スペクトラム症)の特性と、前向きに付き合うヒントをまとめました。
大人になって直面する「ASDの特性」
ASD(Autism Spectrum Disorder:自閉スペクトラム症)は、対人関係の独特なプレイスタイルや、強いこだわりを持つ生まれつきの脳の発達特性です。
知的な遅れがない場合、学生時代までは大きな問題にならず、社会人になって「マニュアルのない曖昧なコミュニケーション」を求められたことで初めて生きづらさを感じるケースが多々あります。
個人の性格や努力不足のせいではなく、情報の受け取り方に個性があることが原因です。
仕事や日常でみられやすい具体的なお悩み
ASDの傾向を持つ人が、職場のコミュニケーションや作業でぶつかりやすい壁には以下のようなものがあります。
- 【対人関係】「適当にやっておいて」などの曖昧な指示が理解できず、どう動いていいか分からなくなる
- 【対人関係】お世辞や社交辞令、相手の表情から本音(裏の意図)を汲み取ることが難しい
- 【こだわり】自分の決めた手順やルールを乱されると、強い不安やパニックを感じてしまう / シングルタスクが非常に得意な反面、急な予定変更に対応しづらい
- 【感覚】特定の音(オフィスの雑音など)や光、肌触りに対して、人一倍ストレスを感じやすい(感覚過敏)
明日からの仕事が楽になる工夫
自分の得意・不得意のパターンを知り、周囲に少しの配慮を求めたり、仕組みを変えたりすることで、働きやすさは大きく改善します。
- 【指示の具体化】上司や同僚に「具体的に〇〇時まで、数字で指示をもらえると助かります」と事前に伝えておく
- 【ルール化】仕事の手順をすべてチェックリスト化し、急な変更があった際の「予備プラン」も最初から書いておく
- 【環境調整】感覚過敏がある場合は、許可を得てノイズキャンセリングイヤホンや耳栓を活用し、脳の疲労を防ぐ
自分の「特性の傾向」を知る意味
「自分はどこが苦手で、どこが人より得意なのか」を正しく把握することは、社会の中で自分らしく生きるための武器になります。また、生きづらさを放置して二次障害(うつ病など)になるのを防ぐためにも大切です。
CareLaboでは、ADHDやストレスの傾向を測る各種セルフチェックを用意しています。まずは自分のトリガーを知るために、以下の関連診断から心の状態を確認してみてください。
ご利用にあたって
本セルフチェックは一般的な健康・美容情報の提供を目的としたものであり、 医師による診断・治療・医学的判断に代わるものではありません。 症状がつらい場合や日常生活に支障がある場合は、 医療機関の受診やオンライン診療の利用もご検討ください。